バイトを飛ぶ為なら手段も犠牲も厭わない!?
今回のお話はウチの会社で働いていたバイトについてです。
このバイト、とにかくよく休む典型的なサボりダメ人間。僕もよく怒っていた。
そして最後はいきなり来なくなる、いわゆる飛ぶと言う1番タチの悪い最後であった。
しかしウチの給料は手渡しである。いきなり飛べばもちろん給料は振り込みではないので振り込まれはしないが
現金で給料自体は用意される。ただ、普通の神経なら飛んだら給料は取りに来れないよね。気まずいわけで。普通なら飛んだ会社に近寄りたいとすら思わないだろう。
よく休む奴でさらに最後は一番迷惑な飛び方で消えていったバイトに僕は苛ついていた。
最後ぐらい飛んだバイトにガツンと言ってやろうと思ってたが…
ウチの会社の給料は社長からの手渡しで月末の最終日だ。ウチの会社は1階に店舗があり2階が事務所。社長がいるのは2階。
そして給料日が近付いて来た時に社長に僕はこう伝えておいた。
「あの飛んだバイトもし奴給料取りに来たら俺んとこ来い!って言うといて下さい!」とね。
もし給料取りに来たら最後ぐらいガツンと社会の厳しさを教えてやろうかと思っていた。本当によく休むフリーターだったから。
在籍しているバイトにもフザケた奴は何人もいるが、結局辞められたら困るからそこまで強くは言えない現状は今のサービス業にはある。みんな働かないし、中々人も来ない。
コイツはもう飛んで辞めてる訳だし何言ってもいいだろ!位の気持ちで待っていた。
給料日の当日そいつは現れた…
そして給料日の当日…社長から声が掛かる…
そして他のバイトの証言では、辺りを見回し僕がいないであろう事を確認して給料を受け取り
猛ダッシュで駐輪場に走り猛ダッシュでマウンテンバイクで消えて行く姿を見たらしい。
店にはそいつのダウジャケットにキャップ、置き傘、手袋等も給料を取りに来たら回収出来たであろう物まで置き去りにする位急いで店を立ち去ったのが分かる。
よほど僕に会いたくなかったのだろうな。
はぁ〜。最後ぐらい説教されても社会勉強だと思って耐えろよ。
これからまた社会から逃げ続けるんだろうなぁ〜とソイツの未来が少し心配になった優しい僕でした(笑)
ではまた自分でした☆